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ちょっぴり広東語教室
(第2回) 声調と数字
LAST UPDATE : JUN/2,
2011

音声ファイル
付き! 多謝陳先生幇忙!
広東語を学ぶ時、避けて通れないのが「声調」、
イントネーションです。
香港のガイドブックなどでは、これを書かずにカタカナでルビだけうったものが
ありますが、
ALEXとしては、オススメしたくありません。
音は同じでも、意味の違う言葉が沢山あるため、通じない可能性が高いからです。
たとえば。
イ尓 識 唔 識 呀 ? ネイ セッ(ク)ム セッ(ク) ア ー ?

nei5 sik1 m4 sik1 a3
イ尓 食 唔 食 呀 ? ネイ セッ(ク)ム セッ(ク) ア ー ?

nei5 sik6 m4 sik6 a3
カタカナでふりがなをふれば、まったく同じです。でも、漢字を見ると、意味は全然
違いますね。
上は「あなたは、知ってますか?」、下は「あなたは、食べますか?」です。
発音と、音の高さを表すためにアルファベットや数字が使われます。
それで音を100%表すには無理もありますが、音の高低がわかれば、通じる確率は
グ〜ンとアップ! ですので、ちょっとしんどいですが、がんばりましょう(^^)。
広東語の声調は、9声あるといわれます。けれど、言語学を極めたいのでなければ、
6声で充分。
普通の香港人に「この音は第何声?」と聞いても、まず答えは返って来ません。
あくまで広東語学習者のための区別ですので、声調を意識せずに話しているネイティブに
聞いても困惑されます。
音を「ド・レ・ミ・ファ・ソ」の5段階に分けてみましょう。
高 ――(ソ)
(ファ)
中 ――(ミ)
(レ)
低 ――(ド)
第一声 :
一番高い音。「ドレミ」の「ソ」の高さ。また、一番高い「ソ」から「ファ」へ向かって
下りる音も「第一声」とされます。 当サイトでは「1゚」と表し、平坦な「ソ」の高さの
一声と区別します。
第二声 :
真中の「ミ」から、一番高い「ソ」へ向かって上がる高さ。
第三声 : 真中の音。 「ミ」の高さ。
第四声 :
「レ」から、一番低い「ド」へ向かって下がる高さ。
第五声 :
「レ」から、真中の「ミ」へ向かって上がる高さ。
第六声 : 「レ」の高さ。
紙に「ド・レ・ミ・ファ・ソ」の5本の横線を書いてみて下さい。
それを指でなぞりながら、全部「あー」の音で、高低の区別に気をつけながら、ゆっくりと
第一声から第六声まで、発声してみましょう。 イントネーションの違いがわかりますか?
「あー、あぁ?、あー、あぁ、あぁ、あー」
・・・ こんな感じでしょうか (^^;)。
ゆっくりでいいので、第一声から第六声まで、音の高さの違いに気をつけながら、
連続して発声
できるまで練習しましょう。紙をなぞりながらでも構いません。
慣れたら、ひとつづつ、「第四声」だけ、「第五声」だけ、発声してみましょう。
始めて中国語を学習する人には、これがかなりの難関のようです。
が、これを多少也とも知っていれば、理解してもらえる度合いが全然違います。
極端な話、発音は適当でも構いませんが、声調は意識しながら発声して下さい。
単語を覚えるのと並行で構いませんので、しっかり練習しましょう (^^)
1から10までの数字
※
アルファベット横の数字が「第○声」を表します。
yat1 は、第一声 ※
| 1 |
− |
yat1 |
|
| 2 |
− |
yi6 |
|
| 3 |
− |
saam1゚ |
|
| 4 |
− |
sei3 |
|
| 5 |
− |
ng5 |
|
| 6 |
− |
luk6 |
|
| 7 |
− |
chat1 |
|
| 8 |
− |
baat3 |
|
| 9 |
− |
gau2 |
|
| 10 |
− |
sap6 |
|
| 1から10まで |
|
|
|
P O I N T

yat、chat、baatの「t」は、「ット」ですが、「ト」の音は出さず、
舌先を上の前歯の後ろ〜歯ぐきに
付けて、そこで息を止めます。「ヤッ」「チャッ」「バ〜ッ」に聞こえます。
lukの「k」は、舌を口中の上の方に押し付けて、声を止めます。
「ロッ(ク)」に聞こえます。
sapの「p」は、上下の唇を閉じて、声を止めます。
平泳ぎの息継ぎを想像してみて下さい(^^;)。はっきり「プ」と発音はしませんが
「サッ(プ)」に聞こえます。
saam、baatなど「a」が2個続く時は、「サ〜(ム)」「バ〜ッ」と
伸ばします。
saamの「m」は、音を出して「ム」とは発音しません。 上下の
くちびるを閉じて、鼻から息を通します。
「ng」も、音を出して「ン〜」と発音しません。 口は閉じずに
鼻から息を通します。
yiの「i」は、日本語の「イ」より、口を横に広げます。
子供が嫌な時にする「イィ〜ダ」とか
写真を撮るときの「チィ〜ズ」みたいな感じです。
こうして説明を読んでいてもなかなかわかりづらいかと思います。
ですが、英語や他の言語もそうですが、こういう基本をある程度頭に入れておくと、
実際に
広東語を耳にした時、使ってみた時、納得できる事が多く出てきます。
テキストを購入されるなら、こういう説明の載ったものがオススメです。
香港人の発音を聞いて、4声と6声や3声と6声などの区別がつかなくても構いません。
ただ、自分で区別をつけて発声できるようには練習して下さい。
混乱させてしまいますが、これらの声調は絶対的なものではありません。 人に依って、
あるいは
場合に依って、テキストの声調とは違う場合もあります。
けれども、声調の基本を知らないのと知っているのとでは通じる確率が全然違いますし、
初めて聞く言葉をメモしておく時にも役立ちます。
以下、声調の違いを耳で確認して下さい。 音の高さが違うのがわかりますか?
声調記号を見ながら、自分でも発声してみましょう。 学習の度合いが進んだら、漢字を見て
(意味を考えて)発声してみましょう。
| 1.可能 ・ 荷蘭 |
 | ho2 nang4 | ho
4 laan1 |
|
| | (〜かもしれない) | (オランダ) |
| 2.一般人 ・ 日本人 |
 | yat1 bun1 yan
4 | yat6 bun2 yan4 |
|
| | (一般の人) | (日本人) |
| 3.一文 ・ 一萬 ・ 一萬文 |
 | yat1 man1 | yat
1 maan6 |
yat1 maan6 man1 |
|
| | ($1) | (10,000) | ($10,000) |
| 4.肚痾 ・ 肚餓 |
 | tou5 ngo1゚ |
tou5 ngo6 |
|
| | (お腹をこわす) | (空腹だ) |
※ 広東語では「l」(らりるれろ)と「n」(なにぬねの)の
明確な区別がありません。
「1.可能」は ho2 nang4 でも ho2 lang4 でも、
どちらでも構いません。
※ 「4.肚痾 ・ 肚餓」など ng で始まる音は、ng を抜いて
(「o」のみ)発音する方が主流に
なりつつあるようです。 (数字の「5」ng は、そのまま発音します)
声調の他、発音記号の読み方(発音)については、リンク集のページでも
ご紹介しています
喜咲公一さんの「広東語上達頁」に非常に緻密な音声ファイルがあります。
他力本願になってしまいますが、広東語学習者向けに様々な情報が詰まった
素晴らしいサイト
ですので、是非ご覧になることをお奨めします。
広東語教室(第1回) クイズ・同じ漢字で意味の違う日本語と広東語の例
広東語教室(第3回) 香港で飲茶する(1)
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広東語教室(第4回) 香港で飲茶する(2)
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広東語教室(第5回) 香港で飲茶する(2)解説と用例 音声ファイル付
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