オーストリア旅行記

 全員で寝てしまったウィーン

モーツアルト像 

 東欧見聞録の最後はウィーンである。やはりウィーンは西側である。ブダペストからウィーンに向かう列車の雰囲気は、これまでとは全然違った。いかにも観光客だとわかる団体の客も多かったし、列車の活気も全然違った。そして、一番の違いは、パスポート・コントロールの時に、審査官はいちいちパスポートを見ないことだ。パスポートを持っているだけで通り過ぎていく。これは、EUではどこでも一緒でほとんど見ることがない。社会の授業で教えているように、EU内では、まさに物・人・金の行き来は自由なのだ。
 さて、われわれはホテルをとるなり、すぐにオプショナル・ツアーに出かけた。行った先は、ベルヴェデーレ宮殿、シェーンブルン宮殿とウィーンの森だ。日本人のバスガイドつきのツアーだった。バス出発後、間もなくしてから、われわれは全員、一番前の座席にもかかわず、熟睡だった。これまでの疲れが一度にどっと出たのと、ツアーなので自分たちであれこれと目的地を探さずにすむ安心感のせいで眠りこけていた。バスガイドさんに大変失礼なことをした。

 シェーンブルン宮殿

 ウィーンで印象的だったのは、通りの人の少なさである。夏の観光シーズンにもかかわらず、人が少なかった。市内には、王宮、オペラ座、美術史博物館、シュテファン寺院の観光の名所があるが、本当に人が少ない。

 

 王宮

ペスト記念塔 

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