ハンザ同盟の町並み    ブリュッセル・ゲント・アントワープ

<ブリュッセル>

      
グラン・プラス 「王の家」                     酒場「星の家」 

 酒場「星の家」はカール・マルクスもよく通った場所である。この建物の壁には「セルクラエスの像」がある。セルクラエスは1338年に暗殺された街の英雄である。この像に触ると、幸せになれるということで観光客はこの像の周りにいつもむらがっている。

<ゲント>

     
クラーン・レイ                               グラス・レイ 

     
フランドル伯居城                               聖バーフ寺院 

<アント・ワープ> 

    
グローテ・マルクト広場                              ステー城 

 ここでは、少し「世界史」の復習をしてみよう。ここフランドル地方が栄えたのは、十字軍の遠征の後である。海産物、木材、毛織物が主要な商品であった。とくにガンやブリュージュでは羊毛工業で栄えた。商業が発達してくると、市民は移転の制限や賦役など封建的な束縛を受けない自由な身分となることを望んだ。それに反して司教や諸侯たちは、課税を重くした。そこでさらに自由を求める動きが活発となり、自治権を獲得する諸都市が次々と登場してきた。それでも封建領主たちは何とか税を取り立てようとした。そこで、これらの都市の商人たちは都市同士で同盟を結んで対抗することとなった。それが北ドイツを中心とした「ハンザ同盟」であった。市の内部では商人や職人たちがギルド(同業組合)を結成し、生産の統制や技術の保持をはかり、都市の成長をうながした。
 上の写真は、それぞれのギルドたちが、建てた「ギルドハウス」である。運河や広場を囲むように所狭しと立ち並んでいる。いかにこれらの都市が貿易で栄えていたかがわかる。