磯野家コラム

1.まずはじめに 11.「〜です」は間違いでしゅ
2.三谷作品
3.1985
4.交替
5.浜さんの正体
6.浜さんの正体<その2>
7.「演出」
8.映画
9.名作シリーズ『お父さんはノイローゼ』
10.裏の老夫婦voice

11.「〜です」は間違いでしゅ

タラちゃんといえば「〜です」というイメージですが…

そのイメージは間違いですよ!

実は「〜です」ではなく、「〜でしゅ」と言っているのです。

その証拠として、この吹き出しを見てください。

これはタラちゃんのセリフを演出の上で吹き出しにしたものですが

「入れないです」ではなく「入れないでしゅ」になってます(作品No.2349『師走のドロボー』より)。

なんならもう1つ証拠をお見せしましょう。

タラちゃんのセリフがそのままタイトルになった作品。

それにしても何というタイトルなんだ。


10.裏の老夫婦voice

ふつう、アニメというと「このキャラにはこの声」というものがあるものです。

それは『サザエさん』だってそう。

伊佐坂先生の声はコレ。オカルさんの声はコレ…というふうに。

しかし、「このキャラにはコレ」というふうに固定されていないキャラも存在します。

例えば裏のおじいさんおばあさんご夫婦。

今は多少固定されましたが、以前は適当。

まだ裏のおじいさんはマシなほうで、「峰恵研(伊佐坂)voice」が8割。

あとは「村越伊知郎(ノリスケ)voice」が1割、その他1割。さすがに「若本規夫(アナゴ)voice」はナイですね。

ヒドイのは裏のおばあさん。

「オカル(山田礼子)voice」が5割、そして「白川澄子(中島)voice」が4割。その他1割って感じ。

一度、「山本圭子(花沢)voice」の時があって、これはさすがに「裏のおばあさん像」を裏切る感じでした。

まー、2週間に1度出てくるか出てこないかのキャラなので、さほどこだわりはないんでしょうね。


9.名作シリーズ『お父さんはノイローゼ』

これまでの名作をご紹介していくこのシリーズ。
その初回は、幻の第1話である『お父さんはノイローゼ』。

脚本は現在も活躍されている城山昇氏で、演出は山本功氏。
まだカツオがドラえもんの声をしている頃です。
これは25周年特番のラストでチラッと流れたものなので
詳しいストーリーを知ることはできませんが、だいたいの内容はこんな感じです。

タマが庭の草むらに向かって威嚇しているので
草むらに野球ボールを投げるカツオ。
実は、草むらの影にいたのは波平だった(なぜそんな所にいたのかは不明)。

その後またカットが入るので、ボールを当てられたのが原因かどうかはわからないけど
寝込む波平。心配するフネ。

"なんちゃって医者"カツオの「目も充血、食欲不振」という診断を聞き
「ガンよ。ガンの症状!」とサザエ(手には『家庭の医学』?)

怯える波平は病院へ。
医者による診断結果は「子宮ガン」。「え、子宮ガン!?」と波平。
「どれどれ、手を出して」と医者に言われ、波平が手をさし出すと。
「大丈夫。あんた死にゃせんよ。生命線が長いもの」と医者に言われ、終わり。


なんとゆーストーリー!そしてなんとゆーオチ!
同日に放送された『75点の天才』もドタバタですが、こちらはドタバタというかハチャメチャ。
なんか、なんでもあり的なノリ。
このフネさんの顔を見たらわかるでしょ、そういうノリが。
(これは、"ガン"という言葉が出た時のリアクション。別に画像には何も手を加えてませんよ)


8.映画


サザエさんって、この36年間ずーっとTVのみでの放送だと思ってたのですが

いろいろ検索していると、こんなページが。
http://www.jmdb.ne.jp/1975/cy000630.htm

実は1975年春に映画館で上映されてるんですねー。
えーっと…上映時間は10分!?
もっと詳細が知りたいと検索すると、だいたいの事が発覚。
http://movyou.hp.infoseek.co.jp/tohocm/tohocm.html

どうやら「東宝チャンピオンまつり」と題された映画まつりの一つにサザエさんがあったようです。
(サザエさん単独の上映ではないようです。)
同時上映は、「メカゴジラの逆襲」「新八犬伝」「」アグネスからの贈りもの」「アルプスの少女ハイジ」「はじめ人間ギャートルズ」。

でも、いくら単独上映ではないとしても、10分って短いですよね。
通常の1話分が約7分なので、いつもの放送に少し毛が生えたようなモノと捉えていいんでしょうかねぇ。
でもまぁ、内容は"映画"ということもあって、普段とは一風変わったモノになっていることでしょう。
脚本が雪室俊一氏で演出が村山修氏かぁ。その他のスタッフが気になるところですが。

たま〜に「35周年記念!」とか言って、過去のお話を放送するじゃないですか。
是非とも次回はこの映画を放送してほしいです(フイルムが残ってるかどうかはわかりませんが)。


7.「演出」

毎週のように演出を担当されていた「ながきふさひろ」氏がしばらく姿を消し、

あー、降板したのかなー

なんて思ってたら先々週に何気に復活されていて。

あー、復活したんだー

なんて思ってたら先週、新しく「森田浩光」氏が演出に加わって。

新しく演出家を1人迎えたってことは、やはりながき氏は退く意向なのか。

確かに「ながき」氏が姿を消していた期間、これまで2、3週に一度ペースで演出していた

村山徹氏、村山修氏、岡田氏が毎週担当しており、かなりの負担だったかも。

そういえばしばらく演出をされていなかった鳥居宥之氏も先週演出していたなぁ。

脚本家や原画、背景なんかを担当されてる方は入れ替わり激しいけど

演出家ってそういえば放送開始当初から然程変わってませんよね。

(入っては抜けて・・・というのは何回かありましたけど)

そろそろ演出家も入れ替わる時期なのかな。。。


6.浜さんの正体<その2>

前回、浜さんの画像をUPしましたが浜さんの奥さんの画像が切れてしまってたんで、

今回はまず浜夫人の画像を。

かなり大柄な方でございます。正確も体系に似合った感じで大らか。

そして手前にいる犬が飼い犬の「ジュリー」。

ジュリーが切れてしまってるんで、ちゃんとしたジュリーの画像をお見せしましょう。

何かをくわえ、煙が出ていますが…

ジュリーの好物は葉巻なんですよね。なんて犬なんだ全く。

以上、浜さん、奥さん、ミツコさん、そしてジュリーを含め、浜さん一家はこんな4人家族でした。

そしてこちらも前回に引き続きですが、前回は初代伊佐坂夫人の姿をご紹介しました。

今回は初代ウキエさんと初代甚六さんの姿をご紹介いたしましょう。

左がウキエさんで右が甚六さん。

初代ウキエさんは今のウキエさんよりも年上に見えますね。

しかも初代は三つ編みではなく、ポニーテールなんだな。

甚六さんの新旧の違いは…メガネの有無ぐらいかな。顔の造りなんかはそれほど差異はないですね。

一応奥さんと娘息子の姿は発見できたのですが、大黒柱である初代伊佐坂先生の姿だけはいまだに見つけられず・・・。


5.浜さんの正体

現在のサザエさんでは一切触れられることもなく、まるでなかったことになっている「浜さん」。

おそらく「浜さん」っていう名前は聞いたことあるけど、実際にどんな顔をしているのかわからないって方もいらっしゃることでしょう。

そんな方に浜さんをご紹介いたしましょう。



このベレー帽をかぶっているドロボーヒゲ姿の男性が何を隠そう浜さんです。

伊佐坂先生の職業が作家であるのに対して、浜さんの職業は画家。だからベレー帽なんですね。


右端(切れてしまいましたが)の女性が浜さんの奥さん。

真ん中の女性が娘のミツコさん。

この画像からもうかがえるように、奥さんや娘には頭が上がらない浜さんでした。

コラムの3にも書きましたが、突然浜さんが引越しをすることになり、姿を消すことになるのです。

その代わりにやってきたのが現在の伊佐坂一家。

なぜわざわざ「現在の」と記したのか。

というのも、実は浜さんの前に伊佐坂一家が住んでいたのです(伊佐坂→浜→伊佐坂)。

一応、「作家」という設定は変わらないようですが、全くの「別モノ」と捉えていいぐらいです。

というのも、伊佐坂夫人の顔が全然違うんですよね、現・伊佐坂夫人の顔と。

現在の伊佐坂夫人(オカル)の顔はわざわざUPする必要はないでしょうけど、

初代伊佐坂夫人の顔はどんな顔だったのか。こんな顔です。

これはもう現在の伊佐坂一家とは「別モノ」と言っていいでしょう!

ちなみに初代伊佐坂先生の顔は・・・わかりません。

―おまけ―

現在の三河屋さんの御用聞きはサブローさんですが、以前はサンペイさんでした。

そのサンペイさんの姿です。


4.交替

放送リストは毎週更新しているもののコラムに関しては全くの放置でした。

今回久々にコラムを更新するに至ったのは・・・4月からワカメの声が変わるからです。

現在、ワカメの声を担当しているのは野村道子さん(初代は山本嘉子さん)。

そして4月からは津村まこと さんが担当されるそうです。

カツオの声が変わった時は今回のような前もった情報はなくて突然変わったものだから

「・・・!!!」って感じでしたが、今回は心の準備ができます。

だって、慣れ親しんだワカメの声が変わるんですからね。

そりゃしばらくは慣れないことでしょう。


…どうでもいい話ですが

カツオの声がそれまでうきえさん(早川さんも)の声を担当していた富永みーなさんに替わった当初、

たぶん急遽だったせいか、うきえさんの代役が見つかっておらず、

しばらくは「カツオ+その他脇役」の声を担当していたんですよね、富永さん。

だからカツオとうきえが会話するシーンなんて、まるで波平と海平が会話しているような感じでした。


3. 1985

アニメ『サザエさん』にとって、大きな転機を迎えたのは1985年。

この1985年に何があったのか、少しまとめてみましょう。

ライターやスタッフの入れ替え

 それまでは辻氏・雪室氏・城山氏がメインで脚本を担当されていたのが
(〜作品No.2400)
 これ以降は多数のライターがそれぞれお話を作る感じに。

三河屋の御用聞きがサンペーさんからサブローさんに

 サンペーさんがどういうふうに姿を消したのかはハッキリとはわかりません。
 (噂では故郷に帰ったらしいですが)
 そして替わりに登場したのが青森から出てきたサブローさん(『売り出しますわヨ』
作品No.2443)。

隣りに住んでいた浜さん一家が引越し、かわりに伊佐坂さん一家が引越してくる

 浜夫人が体調を崩したとかで空気のいい所へ引っ越すことに(これも聞いた話なので確かかどうかはわかりませんが)。
 そして次に引越してきたのが伊佐坂さん一家
(『お隣りの大先生』作品No.2448)
 浜さんと伊佐坂先生、同じ声なんですよね(笑

ノリスケ一家が引っ越す(すぐに戻るが)

 引っ越していったお話は見ていないのでわかりませんが、おそらくノリスケさんの転勤でしょう。
 しかしすぐにあさひが丘に戻ってくる。やはりストーリー上、近所に住んでいた方がいいんでしょうね。
 あさひが丘に戻ってきてからは現在の団地(マンション)に住んでいるが、引っ越す前はボロっちいアパートに住んでいた。

イクラが喋るようになる(しかしすぐに話せなくなる)

 ノリスケ一家が転勤先に引っ越している間、磯野家に一通の便りが届く。
 内容は『もうすぐそちらに戻る』。その便りに同封されていたカセットテープには「帰る」というイクラの声が。
 なんとあさひが丘を離れてる間に喋れるようになってたのです!
 帰ってきてからも少しの間は喋れたようですが
 (『イクラとおもちゃ』
作品No.2441の中で「パパ、おもちゃ!」「できる!」とおもいっきり喋ってます)
 結局、元の“喋れない”イクラちゃんに戻ってしまいました。


今、思いつくのはこれぐらいです。

もっと深く掘り下げるといろいろ出てきそうですねぇ。


2.三谷作品

作品リストをご覧頂くとおわかりのように

『サザエさん』に携わったライターは多くいます。

その中に、あの『古畑任三郎』でおなじみの三谷幸喜氏も参加していたんですよねぇ。

作品リストにある『波平つり指南』(No.2454)が彼の作品。

内容はというと、全然三谷ワールドではありません。フツーのお話。

ワカメの友達と波平が一緒に釣りに出かけるという内容。

聞くところによると、三谷作品はあと1,2本あるそうですが

その残りの作品は不明です。

あと、ボツ作品としてタラちゃんを成長させるというお話も書いたそうです(これが原因で降板させられたとか)。

もしそんなボツ作品を書かずにいたら、ひょっとするとメインライターになっていたのかも!?


1.まずはじめに

見切り発車的にHPを作ってしまい、まだ十分なコンテンツができていませんが後々増やして行こうと思ってます。

今、サザエが変わろうとしています。というのも、この秋から脚本陣に辻真先氏が復活されるとのこと。

以前は多くのアニメ脚本を担当されていましたが、たしか現在は推理作家に専念されており脚本は書いていないはず。

それにも関わらず、サザエさんの脚本をまた書き始めるということはやっぱり「35周年」が関係しているのでしょうか。

 話は変わりますが、そういえばここ数年の間にスペシャルが組まれることが多くなりましたよね。

そしてそのスペシャルの中で放送開始当初の作品もいくつか放送されるようになりました。

記念すべき放送1回目の『お父さんはノイローゼ』(脚本は城山氏)、『75点の天才』(脚本は辻氏)、

そして放送1年目に放送された『モノオキの神様』(脚本は雪室氏)。

初期のメインライター陣である辻氏・城山氏・雪室氏が復活するなんて思いもしませんでした。


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