乾式柱状改良杭工法

乾式柱状改良杭工法とは、アースオーガーなどで掘削した孔に、掘削した土砂とセメント系 固化材を混合した土を埋戻し、オーガーの正転、逆転によて攪拌、締固めを行い、 柱状の改良体を形成する工法です。

使用材料はセメント系の粉体固化材を使用します。セメント系固化材は粘土質やシルト質、 砂質などの軟弱土を水和反応によって科学的に固化させるもので、高含水で有機物を含有する 軟弱土に有効な材料です。

乾式柱状改良杭の条件

乾式柱状改良杭の長所

乾式柱状改良杭の短所

乾式柱状改良杭の施工方法

  1. あらかじめマーキングしておいたポイントにキリのセンターを合わせて垂直に 削孔を開始します。

  2. 設計の深さまで削孔が完了した事をキリの残尺で確認します。

  3. 削孔により排出した土に固化材を設計添加量分、散布します。

  4. 排土が完了した時点で、設計の深さまで削孔が出来ているか、水が湧き出ていないかを 確認します。

  5. 杭底に固化材を10kg投入します。これは重要な杭の底の部分を、より強固にする 為です。この10kg分の固化材は、設計添加量とは別に計算されています。

  6. 固化材を散布した混合土を一旦孔内に戻します。

  7. もう1度、削孔して混合土を地上に上げます。

  8. (7)の時点で混ぜむらが残っている時は、混ざる迄(6)(7)の工程を繰り返します。

  9. キリの逆転により自然にキリが持ち上がってくるのを確認しながら、締め固め 上昇を行います。

  10. 特殊な締め固めハンマーで杭の頭を、基礎のベース底、もしくは栗石天端の高さに 仕上げます。

湿式柱状改良杭工法(セメントミルク工法)

湿式柱状改良杭工法とは、粉体のセメント系固化材と水を、あらかじめプラントで攪拌して セメントミルクを作り、それをポンプで圧送し、ロッドの先から吐出させて、地中で土と スラリー状になるまで混合攪拌して杭を作ります。

湿式柱状改良杭の条件

湿式柱状改良杭の長所