会話
昔は到底出来無かった会話が、今になって突然「屁でもねえよ」と思える会話と言うのがあります。
昔は「うんこ」なんて言葉にできませんでした。
いじめっ子に「おい、「うんこ」って言ってみろよ!!」と言われても
「嫌です!!せめて糞と言わせて下さい!!」と泣いて嫌がるくらい無理でした。
今は大丈夫です。なんか免疫つきました。平気です。触れはしませんが。
そんなある日(どんな日?)、ご飯中に妹と哺乳瓶の話をしていました。
「お姉ちゃん、哺乳瓶ってどうやって呑むか知ってる??」
と、最初聞かれた時私は西武で買った「仮面ライダー龍騎秘密大全集」を舐めるように読んでいたので(本気でキモイ)
「えっ、なに?今の私がキモイって?そんなこと言われなくたって分かってるよ!」などととんちんかんな返事をしつつ、裏では
「なんだろう…もしやあたい寝てる時に突然むっくり起きだして哺乳瓶をチュウチュウする癖でもありそれを偶然発見した香里ちゃんが
誘導尋問の意味もこめて私にそんな問題をしてきたのだろうか…いや、わたしにそんなぬかりは無いはずだ…」
と、半ば警戒しつつ「で、なに?知らないけど…」と聞くと、
「あかちゃんは、喉ら辺に窪みがあって、それを使って呑むらしい。」
となにやら秘密めいた風に教えてくれた。
なんだ。私に変な性癖があったわけじゃ無かったのか。いやあ共同部屋ってなかなか難しいですよね。
「で、その、赤ちゃんが呑む部分…あれって何て言うべきやと思う?」と聞かれ、
「えっ…。…。ちっ乳首?」とどもりながら答えると「やっぱ乳首やんな。そう乳首。」と初めて言葉を知ったアホの子みたいに乳首を連発したので
流石に恥ずかしくなり(私が)
「やっぱりなんか恥ずかしいから、「チチクビ」と呼ぶことにしよう」と提案したら
「そっちのほうが嫌や」ときっぱり断られ、残念なりと思った反面
《我が妹も 知らぬ合間に 成長し いずれ我を 追い越したまう》
と一人何か泣きそうになった精神不安定な1日でした。