![]() |
バーキン・セヴン ケント 5MT 1994年式 | |
| 主要諸元 | ||
| エンジン種類 | 水冷直列4気筒縦置OHV | |
| 総排気量 | 1,599cc | |
| 内径×行程(mm) | 81.0×77.6 | |
| 最高出力(PS/rpm) | 130/6,000 | |
| 最大トルク(kg-m/rpm) | 12.0/3,500 | |
| 全長/全幅/全高(mm) | 3,300/1,570/1,180 | |
| ホイールベース(mm) | 2,220 | |
| 車両重量(kg) | 580 | |
はじめに
スーパーセヴンに興味を持ち始めたのはミニを買ってからしばらくしてからの事です。
ミニのイベント等に行くと必ずスーパーセヴンを見かけ、それらを見てる内に興味を持ち始めたのです。
なぜミニのイベントなのにセヴンが?
と思われるだろうがミニのイベントと言っても、そのサブイベントとしてその他の英国車の参加というものがあるからです。一応その手の英国車ならなんでも良いみたいだが、そういったイベントにはセヴンが最も多く参加している。セヴンオーナーの中にはミニも所有している(していた)人が意外に多く、ミニも好きというのが原因だろう・・・?。
普段雑誌等でしか見る事のないセヴンをそうしたイベントで真近に見、音を聴く内に段々セヴンに魅了されていったのであった。
そして「今度買う車はセヴンだ!」と決めたのである。
購入に向けて
しかし、実際買うとなってもミニに比べればセヴンの価格は高い!
それにセヴン1台でカーライフをすごすのはちょっとキツイので足車としてもう1台車を所有しなくてはいけないだろう・・・。ミニの時の様にそう簡単には買えないな〜・・・と半分諦めモードではあったがとりあえず金を貯え始めた。
この時、僕は25歳だったが目標を30歳と定めた。なぜ30かと言うとあまり若いヤツが乗るよりある程度の歳の方がセヴンに似合っていると思ったからと、あと5年あれば資金も貯まるだろうと考えたからです。
しかしミニのドレスアップと改造も一先ず完成していたのでミニに金をそんなに使わなくなったのと、ミニの時とは違って学生ではなく社会人なので金は思ったより早く貯まった。
試乗
まだ購入資金は貯まってないがとりあえずセヴンという物を試乗しに行く事にした。
始めて乗ったセヴンはバーキンセヴンである。店が家から近かったのと、試乗車として店頭に置いてあったので先ずは探りという意味では入り易かったからだ。
一通りの説明を聴きキーを貰いいざセヴンに乗り込む。セヴンに乗り込むにはちょっとしたコツがいる。雑誌等で読んでいたのでその方法通りに乗り込んだ。別に難しい事ではないがその方法通りに乗り込んだ方がスムーズで且つカッコ良いのである(笑)そんな事で気を張るな!と思うが冷やかしで試乗に来たのではない事を店員に示したかったからだ。(店員はそんな事気にしてないだろうけどね)でも、この時の僕は夢にまで見て来たセヴンオーナーになりきりモードに入っていた為例え試乗とはいえセオリー通りにやってみたかったのだ。
試乗車だからすでに何度もエンジンをかけられていたので簡単にエンジンがかかった。友達が以前ココでセヴンに試乗した事があり「スタートでエンストしてしまった」と言っていたので少し緊張ぎみであったがクラッチミートも別にミニと変わりはなくスムーズにスタート出来た。ここでエンストしたらセヴンオーナーなりきりモードが一気に消えてしまったであろう(笑)
道路で出てアクセルをグイっと踏み込む。その加速感の凄さに一瞬ビビってしまった。はたから見ればそんなに速くはないんだろうが、始めてセヴンに乗った僕にとっては無防備なボディーに顔面に当る強烈な風圧、爆音によって体感速度は凄ぐ感じられたのでした。
バーキン試乗の後しばらくして、いつも行っているミニのパーツショップでセヴンが欲しいという話をした。するとフレイザーを販売している店と取り引きがあるから紹介してあげると言ってくれた。早速連絡してくれて、後日伺う約束をした。
フレイザーはバーキンより乗りやすかった。バーキンの試乗車は足まわりが硬く車重が軽い為跳ねる感覚があったがフレイザーはソフトで跳ねる感じはしなかった。でもこれが実際ワイディングロードでどうなのかは走ってないから何とも言えないけどね・・・。
決断
順調に行けば30前で買える予定であったが、人生車一筋と言うほど僕は車バカではない。
そろそろ結婚と言う二文字がちらついて来たのです。20代後半のこの時期、友達が次々と結婚し始め、そんなまわりの影響もあり僕もそろそろ結婚しようかな〜っと考え始めたのである。
それでもセヴンは諦め切れないでいた。当初買う予定のセヴンはケータハムのGT1700SSで諸経費を含めれば500万位だった。後に候補に上がったフレイザーも同じ位の値段がしたし、バーキンでも400万位はしていた。
しかしバーキンが突然値段を下げ始めたのである。何度か値下げをして最終的に諸経費込で300万以内になった。これならセヴンを買ってもまだ結婚資金が残る!セヴンと結婚の両方が可能となったのでした。
申し込みから納車まで三ヶ月掛かったが、この三ヶ月はめちゃくちゃ長く感じたよ。
バーキンorケータハム
スーパーセヴンはやはりケータハムでないとダメだと言う意見もある。
僕も始めそういった考えもあった。しかし実際バーキンに乗ってみて別にバーキンでもセヴンを楽しむという事ではこれで十分良いと思った。たしかに細かい事を言えばいろいろあるんだろうけど公道で軽く楽しむ分にはなんだ支障はない。バーキンの方が壊れやすいとも言うがケータハムにも弱点はあるし、「壊れる時は壊れる!壊れない時は壊れない!」セヴンってそんな車だと僕は思う。
後は個人の好みとコダワリしだいではないだろうか?
購入後
セヴンが納車されたのは12月なので冬である。
殆どのセヴンオーナーと同様、僕も始めから冬であろうがオープンで走ると決めていた。(ただしフルオープンで乗る程根性がないのでサイドカーテンは付けてたけどね)サイドカーテンを付けてさえいれば真冬でも想像したほど寒くなかった。この事も既に雑誌等で読んではいたが本当に足元は特に暖かかった。
その反面、夏は想像以上に地獄だ。オープンカーってミニに比べて開放的な感じがしたのできっと気持ちが良いのだろうと思っていたが、全く逆であった。真夏の日射しは強烈に暑く屋根の有り難みが始めて分かりました。
またセヴンの場合日射しプラス、エンジンの熱気がモロにドライバーを襲う!さらに助手席側はマフラーの熱も加わり最悪だ!
結局セヴンにとってベストシーズンは春と秋だけである。
しかし、僕がセヴンを買って始めての春なんだけど、毎週日曜日に雨が降ったのでした〜。それでも無理をして雨の合間を見計らって出かけたりしたが、途中で再び雨が降り、慌てて幌を付けて帰ったものだ。雨があがっている時でも前輪の跳ね上げる水しぶきで体がべしょべしょ。
ここで、なぜセヴンに乗る時オープンでなければダメなのか?と思われる方もいるだろう。
その答えは室内が極度に狭くなり、視界も最悪だからです。また乗降が大変である。元々セヴンはオープンで走る事を前提に作られている。幌は言わば緊急時のオマケの様なものだ。そうは言ってもフロントウィンドーに曇り留めの熱線が入れられてる点はありがたいね。
オープンでなければダメとは言っても、やはり高速走行は辛いものがある。顔面に当る風圧は強烈で、120km/hを超えると呼吸が出来なくなってくる。セヴンはやっぱりワイディングに限る車だな・・・。
ミニとセヴン
セヴンには足車が必要だと書いたが、結局、僕の場合ミニを置いておく事にした。
こうしてミニとセヴンという憧れの英国車生活(厳密に言うとバーキンは南アフリカだが)がスタートしたのであった。
乗る割合で言うとやはりミニの方が圧倒的に多い。セヴンはまぁあんな車だから使用される範囲も狭くなるのは仕方がない。
ミニとセヴン、どちらも決して乗り心地の良い車とは言えないがセヴンに乗った直後にミニに乗るととても室内が広く快適で落ち着きのある車に思えてしまうのがおかしい。
イベント
ミニのイベントにセヴンが参加していると書いた様に、僕もミニのイベントにセヴンで参加した事がある。
それはミニでいつも参加していたミニコースでのタイムトライアルレースです。
ミニのページで説明したミニのクラス以外にその他英国車という更に曖昧なクラスがあり、それに出場した。
その他英国車とは言ってもこういうのに参加するのはいつもセヴン(やはりケータハムが一番多く、次にショップ絡みでフレイザー、そしてその他のセヴンは少ない。この時はバーキンは僕だけだった)しかいない。
参加台数は10台程度でミニに比べると圧倒的に出場台数が少ない。にも関わらず、入賞は6位までとなっている。これで入賞しても大して嬉しくはないな・・・。ならば目標は表彰台!
ルールは計測を2回行い、その良い方のタイムが最終結果となる。
先ずは1回目のアタック。スピンしては元もこもないので、やや慎重ぎみに走った。
昔の事なので細かい事は忘れたけど、たしか4位くらいに着けたと思う。これで2回目でもうちょっとがんばればイケルかもしれない・・・2回目で勝負だ!とその時思ったが、そんな事誰もが思っている事だ・・・。
2回目のアタックが始まると予想通り、皆1回目よりタイムが良い。そして僕の番が来た。今度は自分の限界ギリギリの所まで攻める!と心に決め、いざスタート!
いくつかのコーナーを曲り、1回目より上手く走れた感じだった。しかし、高速コーナーでリアがパッと振られ惜しくもスピンアウトしてしまった。幸いな事に壁ギリギリの所で止まってくれた。
結局、2回目のアタックはふいになってしまった為、1回目のタイムがそのまま僕の成績となった。だが、最終結果は5位であった。入賞出来たのは嬉しいが参加台数の事を考えると喜べるほどのものではないね。
今回のレースを最後に僕はもうレースにはエントリーするのを止めてしまった。今回はスピンしただけだが今度はクラッシュするかもしれない。実際このレースで車を壊す出場者もいた。車は自家用車だし壊せば修理も大変だ。そんな事を気にしながら走っても面白くないだろう・・・。
それよりその頃やっていたカートの方で気兼ねなく走った方が良いと思ったからだ。
![]() |
![]() |
| タイムトライアルレースに出場した時のワンシーン | 結婚式を挙げたチャペルの前 とは言っても結婚式にセヴンで行ったわけではありませんよ! 打ち合わせの時です。 |
結婚後のセヴン
セヴンを買ってから10ヶ月後に結婚した。駐車場の問題もありセヴンは実家に置いておく事にしたのでセヴンに乗る機会は増々少なくなった。そしてこの頃から段々僕は趣味車に興味をなくしてきたのである。この事に関してはデミオのページを御覧頂きたい。
セヴンは結局、2年間乗っただけで手放すことになる。