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うつ病に関する書籍

うつ病者の手記−−自殺、そして癒し−−

私の読んだ本です。以下のコメントは私見であり、著者の意図とは全く関係有りません
うつ病は治る、心の風邪、励ましてはダメ、周囲の理解が必要...」
インターネットで、うつ病関係のサイトを色々巡ってきたが、お手軽な教科書のコピーのようなフレーズが各所に 乱用されている。
残念ながら、当HPもその域を出ていない。

うつを抱えつつ作成したHPなどでは到底、語り切れないのである。

所詮うつ病を経験したことの無い人に、うつ病(の苦痛)を理解せよと言っても無理な話しであるし、心からうつ病を理解しようとする人にまで精神的な負担が掛かっては本末転倒である。

ただ、うつ病患者は常に崖っプチに立たされている。
と言うよりも崖から片手一本でぶら下がっている様なものなのだ。
落とそうと思えば子供でも容易に落とすことが出来る。

「配慮の無い、些細な一言で地獄の底に突き落とされてしまうことも有る」
と言う表現は言い過ぎでは無い。

唯でさえその様な状況に追い込まれているうつ病患者を理解しようとする時に

うつ病は治る、心の風邪、励ましてはダメ、周囲の理解が必要...」

等と言う安直なキーワードを、うつ病の経験のない人や、はたまた この様な無知さ加減も甚だしい人間に不用意に与える事は、ただ理解する側にとって都合の良い、安易な解釈を招く恐れがあり返って危険である。

この本を読むことによって「うつ病者に対してどう接すればよいのか」といった情報が得られる訳ではない。

しかし、長期に渡りうつ病を抱えている著者の生の声が延々と綴られている。

繰り返すが、うつ病の苦しみを理解する必要は無い、無理なのである。
ただ、少しでもうつ病患者の立場に立ってみたいと思われている誠意ある未経験者の方であれば、 安易にインターネットの情報を得る前に、一度この本に目を通して見て欲しい。

うつ病は治る、心の風邪、励ましてはダメ、周囲の理解が必要...」
これは事実であるが、その裏で、諸事情により快復することなく苦しんでいる人が多数実在するのも事実である。

それを知った上で「うつ病は治る、心の風邪、励ましてはダメ、周囲の理解が必要、休養が必要...etc」ということを理解して欲しい。

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追記

お決まり文句の代表の一つに「(*´∀`)うつ病は、誰でもかかる病気ですよ」と言うのがあるが、この低次元な確率論は下記のような現実を全く説明していない

・他の人間をうつ病になるまで追い詰め、涼しい顔をしているモノ(往々にして人間の類)が何のペナルティーも受ける事が無い。
うつ病になった人間を理解せず、さらに追い討ちをかけるようなモノ(往々にして人間の類)が何の規制も受けておらず野放しである。
・しかし、うつ病になってしまった人間は、時に社会的なペナルティーをいとも簡単に、かつ一方的に課せられる事があり、そしてそれを受け入れざるを得ない。

うつ病ならない人間は存在するのだ。
何故なら、一部のそのような人間(の類)の影響でうつ病を患う人間が現実に存在し続けるからである。