うつ病患者の周囲の方へ、気をつけましょう
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気を付けましょう:?箇条(うつ患者さんの周囲の方々編)


うつ病の知識の無い身近な人間に「ちょっとだけ」ひどい目に遭ったことがあります

簡単に言えば

うつ病は、その人の根性、気合の問題ではなく、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン)のバランスの乱れが原因だとされています。
上記は「インフルエンザは、インフルエンザ菌が原因です。」と言ってるのと同じことです。
つまるところ、本人にはドウシヨウモナイ世界(脳内)で異変が起こり、うつ病に犯され、正常な判断、行動が出来なくなっているのです。

そんな真性のうつ病の人に接するときの注意事項としては、一般的に下記のごとく言われています。
本人を心配してあげるのはありがたい事ですが、下手な対応は全て裏目に出ることを認識してください。

悲しいかな、病歴の長い人は、周囲のそういった対応に慣れている「場合もありましょう」が、周囲のそういった対応故に、長引いているのかもしれません。

言うまでも無く、うつ病なりたてホヤホヤの人には絶対要注意です。

1.励ますのは止めましょう

良く例え話に使われています(私のオリジナリティは一切有りません)。
「足を骨折している人」に「やればできるダッシュしてみろ」という馬鹿はいませんね?
それが本当に、無理してダッシュしたら「途中でこけたり、余計悪くなる」のは目に見えています。
「うつ病の人」に「頑張れ」と言うのは、それと同じ...どころか、場合によっては「死ね!」と、言っているのと同じです。

以上、私の経験上のことから。

2.叱咤、激励は絶対やめましょう

頑張りたいと自分で思っていても、それが出来ないのがうつ病です。

1.と同じような事ですが「気合が足らんのだ」だの「お前はこんなもんじゃ無い筈だ」と言われても、出来ないのです。
困ったことに世の中には、「うつ病は気から」と思い込んで説明しても理解できない人が、やはり居るようです。
普通に生活し、仕事して、頑張っていたらインフルエンザ菌をもらって高熱をだして寝込んでいる人に「気合が足らんからインフルエンザになるのだ」等と真剣に言う人は、まず居ませんよね?

また、うつ病は薬で治るという事実があるにしても、何でもかんでもその様な型にハマったような話は無いのです。
現実、何年もうつ病を抱え、苦しんでいる人が居ます。
なかなかうつから抜け出せないでいる人を「薬で治る」という固定観念で見るのも止しましょう。

叱咤・激励もまた、症状のひどい人にとっては即「死ね!」と、言っているのと同じになる可能性があります。

3.気晴らしだとばかり「行楽」や「散歩」や「飲み」等に誘う、または(時にしつこく)押し付けるのは控えましょう

言ってる人にとっては気晴らしになるかもしれませんが、うつを抱えている本人にとっては「苦痛」でしかない、場合があります。
うつ病の人は、症状が表面に出て来ていない時は、全く普通の人と変わらない様に見えます。

しかし、意外と根の深い部分で我慢して、苦しんでいて、外見上それが読み取れない事も多いのです。

たまたま、ちょっと談笑したからと言って、その人がうつから開放されている分けではありません。

くどいですが、冒頭に書いたとおりの原理により、正常な感性(楽しいとか、おもしろいとか)もまた障害を受けています。
酒を一滴も飲めない人に、ジョッキを渡し「イッキッ イッキッ イッキッ」と囃し立てているのと変わりません。
後々の事に責任を持てないような、安易なアドバイスは避けましょう。

4.重大な決定事は直ってからにさせましょう

仕事の事、家族の事..etcうつ病になると考えてしまうことが色々出てきてしまいます。
正常な判断力が無いままに、今結論を出す必要の無いことに拘ってしまう時があります。
必ず、正常な判断力が戻ったときに、重大事項は考えさせるようにしましょう。口で言うほど簡単じゃないですけどね
これは、うつ病の人、本人も気をつけるべきことです。

じゃあどうすれば良いのか

ネットで調べた限りでは、家族や、職場の「理解の無さ」故に、深い谷底へ突き落とされる人がやはり実在するようです。

一度も病院に行ってない人はちとまずいので、治療を受けることを薦めなければなりません。
ちゃんとした医療機関で治療を受け、薬を飲みながら、患者本人もうつ病というものをしっかり理解していることを前提にして..

基本的に、早くよくなって欲しければ「静かに見守ってあげましょう。」

薬で劇的に突然治る病では有りません。薬が効き始めて、次に、良い状態を維持できる薬の種類、量が見えてきて(私の場合、それに至るまで4ヶ月要しました)、症状が治まっても、再発防止に気を配る必要があるし、薬も徐々に減らしていく必要があります、薬を飲み続ける場合もあります。

とにかく気長に見てあげましょう。

かといって、無視しろと言うわけでも有りません。

「最近調子はどう?無理するなよ」「仕事の方は心配するな、治療に専念しろ」程度に、たまに声を掛けてあげるのも大事です。
私は職場のほうから、そういう対応をして頂けました。幸せな人間です
言われた本人も「申し訳ない」等と常に思っているはずです。ホッとする一言がたまには必要です。