選挙結果について

たいへん多くの皆様から,温かいご支援をいただきながら,去る4月20日に開票され,22日になって発表された今回の選挙の結果は,惨敗に終わりました。

敗因は,いくつか思わぬでもありませんが,結論は,私の力不足であります。 私をご支持くださった数多くの皆様方の さらに上回る数の方が,私に対する不信や,もっと他に信頼できる JARL 再生に力ある人を選ばれたことにあります。
皆様には非常に申し訳なく,また,はなはだ残念ですが,こればかりは覆しようもありません。

僅か2年,初めての理事会に出席してのことでしたが,これまでの JARL組織の中での活動や,厳しい企業環境の中ではぐくんできたことを遠慮なく発揮し,会員のための連盟にすべく存分の働きをしたつもりです。

ある人たちから見れば,理想の域から程遠く,何ほどの役にも立たなかったかに見えるでありましょう。存分に働いたとはいえ,自分でも とても合格点に達していないと反省しています。
しかし,これまでの姿を居心地のよい環境だと思っていた人たちにとっては,これまたきわめて迷惑な存在だったことは,いくつもの事象で私の肌に感じています。

その一つが,情報の開示です。
2年前,会員に対する情報の開示なくして,共通の課題を解決するための知恵も力も集めることはできないと所信を述べ,微力ながら理事会の報告などを始めました。
結果的には,これが口火となり,JARL として,理事会報告や対外折衝の様子を,ごく僅かながらでも Web に掲載するに至りました。

しかし,きょうび省庁の Web を見れば,各種委員会の報告まで,誰がどんな発言をしたかという詳細が公開されています。また,小さな地方自治体でも,交渉の経過・審議会の様子や事前の傍聴の募集・契約書の内容,など驚くほど細かなところまで情報を開示するのが当たり前になっています。

私たちアマチュア無線家は,通信にかけては他の誰よりも一歩先んじている筈ですし,また新しい技術やシステムの開発にひと一倍熱心で,好奇心に燃えているはずです。
ところが,先にも述べた情報の開示や,組織活動のために新しい通信手段,例えば インターネットの活用に対して,それらを取り入れようとせず,かたくなに拒絶しているとしか思えないことばかりです。 アマチュア コードが泣いています。

17人の理事と2人の監事の中には,新たな感覚の持ち主も何人か入られるようです。
きわめて小さいながらも,これまでになかった風穴を開け,少しでもあるべき姿に向かせかけたこの2年間の成果を,これらの方々がさらに大きく切り開き,組織力や財政力を立て直し,会員にとって頼りがいのある,なくてはならない日本アマチュア無線連盟に構築してくださることを,せつに希望します。

大好きなアマチュア無線ですから,大切に守り発展させたいという気持ちは,これからももち続けられるでありましょう。そのために小規模ながらも世話役活動を続けられることと思っています。

どうも有難うございました。
                                平成14年4月24日

                                      JA3ATJ  坂井紀久男
開票結果

理事(全国)

JA1AYO 丹羽一夫 12,666 票 当選
JA1AN 原 昌三 12,111 票 当選
JA8CDT 加藤喜一 11,081 票 当選 (新)
JH2XPV 杉山 正 10,662 票 当選
JA4CX 川口敦巳 10,661 票 当選
JG1KTC 高尾義則 8,093 票
JA3ATJ 坂井紀久男 7,080 票
JL3SBE 中川幸一 6,067 票
JA3GVK 末吉憲治 5,122 票
JK1AIN 中村幸一 4,565 票
7K4NWW 釘宮昌平 4,146 票
JA3AGZ 樗木 勝 3,497 票
  
理事(北海道地方本部区域)
JA8ATG 原 恒夫 1,502 票 当選
JA8LJF 佐々木淳一 577 票

監  事
JH3GAH 後藤太栄 13,531 票
JA1UE 本間忠彦 10,631 票
JA1LG 岩瀬靖近 9,311 票
JR8RRX 市川勝治 7,059 票

理事会の報告

立候補の挨拶

JARL選挙
2002
 E-mail: ja3atj@jarl.com
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