包装袋内の最大POV計算プログラム

[目的および用途]

   油脂は、空気中の酸素によって自動酸化を起こし過酸化物が生成します。POVは、この過酸化物の量を測定するもので、油脂成分がどの程度酸化しているのかを示す指標となります。従って、一般にはPOVの値が大きいほど酸化が進んでいると判断できます。(さらに酸化が進むとPOVは減少することもあります。)
    POVの単位はmg当量/Kg、油脂1Kgに対して、酸素8mgごとに1ずつ上昇します。したがって、袋内酸素ガス量と袋内の油脂量がわかると、POVがどこまで上昇するかが計算できます。ただし、袋内酸素がすべてPOVの上昇に消費されたものと仮定しています。過酸化物の生成は光、金属イオン、温度等によって促進されるので、最大POVまでになる期間は保存条件によります。
  このプログラムは、20℃保存の油脂含有包装食品が密封袋内の酸素だけで、最高どのぐらいまでPOVが上がるか、また、袋内の酸素が消費されたあと1日あたりのPOV上昇速度を計算するものです。特に含気包装やガス充填包装品の酸化防止包装設計に役立ちます。

<プログラムの一画面>


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