大阪の建築ガイドブックによる散策 その1 2011.5.7.





改装なった大阪駅を振り出しに大阪の建築をめぐります。



先日、入手した大阪府建築士会創立20年記念出版の「大阪の建築ガイドブック」掲載の建物を中心に歩きます。。

 本には、場所を印した地図が添付されているので非常に有効です。
 内容は、近代建築よりも発行が1972年であることから、50年代から70年にかけての現代建築が中心となっています。

 大阪駅〜曽根崎〜堂島〜西天満〜大阪天満宮のコースです。




大阪駅を出て、正面にある大阪神ビルです。名前良しです。1963年竣工。設計施工大林組。
 1階柱は黒花崗岩石貼で外壁はクリーム色タイル貼と記載してありますが、今はサイディングされてしまっています。建て替え計画があります

 附近で本に掲載されているのは、先代大阪駅(1940年)、大阪富国生命ビル(1964年)、阪急百貨店(1929年一期工事)、東宝梅田ビル(梅田北野劇場1937年)、梅田コマスタジアム(1956年)、大阪中央郵便局(1939年)、梅田ビルディング(1958年)、新阪急ビルディング(1962年)、西阪神ビル(1967年)、サンケイビル(1952年)などですが、ほとんど無いですねえ。郵便局と新阪急くらいでしょうか。残っているのは。

 梅田ビルもよく見ておけば良かったです。北野劇場。映画見に行ったことがあります。


 駅前再開発の大阪駅前第1ビルです。1970年竣工。設計大阪市、東畑建築事務所。施工は大林組。
 その後、第2、第3、第4と建てられて行きます。

 私にとって馴染みは第1ビルです。カメラ店が多いのと、立ち飲みもあります。色々な店があるので面白いですが、結局ビル内なので迷路的散策にはなり得ません。そこが少し残念です。

 カメラ店が出たのでちょっと説明いたします。
 
 1ビルでよく行くのが、梅田フォトサービス、カメラの大林(ここも大林さん)にマルシンカメラです。

 どの店も古くて梅田さんが、創業62年、大林さんは同68年でマルシンさんは昭和21年です。梅田さんには小学生時代に父親につれられて行ったことがあります。

 それぞれ特徴がありますが、大雑把に言って、大林さんはちょっと高級、梅田さんは大衆向け、マルシンさんはマニア向けと言えると思います。わたしは新製品や現行品を買うのは梅田さんで、カメラ集めに凝っていた頃はマルシンさんで中古、ジャンク品を買っていました。大林さんはここ一発、奮発して高級機を買う時に行きたい店ですね。ライカとか。マルシンさんは昔のパンフレットがあったりするので、最近はあまりカメラは買いませんが、冷やかしに寄っている感じです。

 そのほかのカメラ店については又別の機会に。
 
 大阪駅前の再開発にあたって、最後まで残っていたアーケードに、たこのてつがあって、行ったことがあります。(店はすぐ近所に今もあり。)たこ焼きを自分で焼く、不思議方式の店でした。



渡辺橋北詰めまで来て、角に建つサントリービルです。1971年竣工。安井建築設計事務所で、施工が竹中工務店。
 中之島の景観に企業イメージをマッチさせたデザインとのことです。
 窓面が大きくて明るそうですね。本には万博チェコ館より移設されたガラスの彫刻が展示されているとあります。今もあるのでしょうか。今度は平日に参りましょう。



 サントリービルの北にあるのが、やっと出ました近代建築の中央電気倶楽部です。1期工事が1930年で、葛野建築事務所。2期工事が1965年で竹腰建築事務所。施工はここも大林組です。
 色々利用されていて、地下には散髪屋さんもあります。




 今日は中之島へは渡らずに東に折れるとあるのが、新ダイビルのはず。。と思ったら解体工事中です。。あれっ、こちらのダイビルもだったのか。そう云えば聞いたような気がいたします。
 4階すみの羊の彫刻はどこへ行くのでしょうか。
 1958年竣工。村野・森建築事務所で、施工は大林組!です。





  大江橋までにあるのが、大阪三菱ビルです。1969年竣工。設計は三菱地所で、施工は大林組(またですね。)。
 外観特徴。外部窓廻りはカーテンウォールでアルミ自然発色ブロンズ色。壁部分及びバルコニーは稲田石貼りセメントブロック及びセラストン貼セメントブロック仕上げでございます。(本の解説より。)
 建物をぱっと見てすらすら解説出来たらええ感じですね。





(C) SAKITAKA このホームページの掲載内容について
管理者に無断で転載利用することを禁じます


 [◆近代建築へもどる◆]